hokkaido-北大生の日常-

北大1年生の日常をお届けします。

#4 オンライン授業変革のすゝめ

しばらくブログ更新が滞ってしまいすみませんでした💦

 

北大では5/11〜オンライン授業が始まりました。結論からいうと、超大変です。

オンライン授業と言っても大きく分けて次の2つに分けられます。

 

①リアルタイム授業(Zoomなどでの同時配信型)

②オンデマンド授業(YouTubeなどでの動画配信型)

 

分けられると思っていました…

 

というのは数学の授業ではオンデマンド型を事前に発表していたにもかかわらず当日になって急に

「これは動画配信型の授業ではなく、手引と教科書に沿って、各自に学習していただくタイプの授業になっています。」

と通知されたのです。

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確かに手引は数日前からリンクが貼ってあってこれを見ながらやるんだろうなーと思っていました。なのに…

 

あまりにも酷すぎます。

そもそも今年の1年生には手伝ってくれる友達も先輩もいません。

少なくとも例年に比べれば協力しあえる人間が圧倒的に少ないはずです。

それなのに資料だけを投げてあとは勝手にやってくださいというのはあまりにも手抜きすぎると思います。

 

そもそも私は大学に授業を求めて受けたわけではなく、「北大に」行きたくて受けたので、オンラインになった時点でかなり損した気分なのでこんなことを言うのはおこがましいですが、北大がここまで質の低い授業をするとは思いませんでした。

 

せっかくその教授の授業を受けるならその教授の生きてきた過程で会得したものを、専門的に研究している分野の面白さを、生き生きと話して欲しいのです。それでこそ大学にいる価値があるというものだと。

 

ただでさえオンライン授業はオンデマンド型が大半で受動的です。

疑問があってもすぐに聞くことはできません。

質問をしたかったらわざわざメールをしなくてはならないし、授業によっては質問の時間さえも決められています。

 

本来かかる時間の何倍もの時間をかけて本来理解できる範囲よりも少ない範囲しか理解できないのです。

効率が悪すぎます。

こんなことを私が言ったところで何かが変わることはないでしょう。ですがこのような現状は北大のみならず多くの学校で起こっていることです。

 

その一方で某私立大ではディスカッションの動画を配信したり、オンラインながらも生徒にアクティブラーニングをさせていると聞きました。

 

もしもこのブログを教育に携わる誰かしらの方が見てくださっているとしたら、私が言いたいことはただ1つ、やり方次第だ、ということです。

 

まだ教育者側も戸惑っている今、最善の教育提供ができていないことは疑いようのないことです。

 

だからこそ、ここから変革が起こっていくことを祈るばかりです。